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慢性腎臓病

慢性腎臓病とは

慢性的で不可逆的(もとに戻らない)に進行する腎臓の機能低下のことを慢性腎臓病といいます。
一度壊れてしまった腎臓は、もとの状態に戻すことはできません。また、残っている正常な部分へ壊れてしまった分の負担がかかるため、ある一線を超えると加速度的に症状が進行してしまいます。

しかし、早期発見とその後の食事管理などにより、延命が期待できる病気でもあります。

検査 : 早期発見が重要です。

エコー検査

腎臓の形態異常をチェックします。

尿検査

タンパク、比重を測定し、腎臓が尿を調節できているかチェックします。

血液検査

腎臓で代謝されるBUN(血液尿素窒素)、CRE(クレアチニン)という物質を測定し、腎機能をチェックします。

治療

食事療法

腎臓サポート(ロイヤルカナン)、k/D(ヒルズ)等
身体にたまりやすくなったリンや蛋白質を制限し、必要な必須脂肪酸を多めに含有しています。食事を変えるだけでも腎臓病の進行を遅らせることができるといわれています。

サプリメント

レンジアレン(ノバルティス)
身体にたまりやすくなったリンを吸着し、便中に排出します。食事にかけるだけでよいのでお手軽です。ネコちゃんの嗜好性も比較的高いと言われています。

点滴(静脈、皮下)

脱水、循環血液量の改善、尿量を増やします。おうちでもできるようにご指導します。

慢性腎臓病

慢性的で不可逆的(もとに戻らない)に進行する腎臓の機能低下のことを慢性腎臓病といい、慢性腎臓病は老齢の動物ほど割合が増加します。15歳以上の猫においては、30%以上が慢性腎臓病であるという報告もあります。

腎臓は血液の濾過装置です。タンパクやブドウ糖、リン、ナトリウム、カリウム、カルシウムなど色々な物質やイオンの吸収・排泄を調節することによって、おしっこの量をコントロールし、体内の水分調節を行っています。さらに赤血球の増殖にもかかわっています。

慢性腎臓病の症状は、元気や食欲がなくなったり、おしっこが多くなったり少なくなったり、貧血や嘔吐なども出てきます。でもこの病気の怖いところは、こういった症状が出てくるのが、腎臓がかなり壊されてからということです。つまり一見健康に見えても、目に見えないところで病気が進行しているのです。そして、1度壊された腎臓は再生することはありません。

治すことが出来ない腎臓という、生きるためには不可欠な臓器。
それを出来るだけ悪くせず、いい状態を保つためにはどうすればいいのでしょうか?

それは、「早期発見」これにつきます。

すべての病気で大事なことですが、慢性腎臓病では早期発見がなにより大切です。
早期に発見し、食事の切り替えなどを早期に行うことで、慢性腎臓病の進行を送られることが可能です。

高齢なワンちゃんや猫ちゃんは、健康診断がてら一度腎臓の状態をチェックしてみることをオススメします。