血液の検査、内臓の検査、ホルモンの検査、フルデジタルレントゲン検査、腹部エコー検査、心臓エコー検査、内視鏡検査等、ほぼ全ての検査が院内で可能な動物病院です。 院内でできない MRI検査・CT検査などは、提携検査施設にご紹介させて頂きす。
また、特別な検査として詳細な眼科検査が可能です。眼科は中村院長の担当ですので、ご予約の際にお申し付けください。
当院では、検査・治療機器として以下のような設備を備えております。
凍結手術用液体窒素身体の表面にある良性の腫瘍を、無麻酔あるいは局所麻酔のみで治療することが可能です。 腫瘍を液体窒素で凍結させ、壊死させることによって治療します。 ただ、悪性の腫瘍には通用しませんので、必ず事前の病理検査が必要になります。 |
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ネブライザー(MATSUMOTO社製)主に呼吸器系の病気を持つ患者さんが、薬剤の吸入をしたりスチームの吸入をすることで、その症状の緩和を図る機械です。 |
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半導体レーザー DVL-20(飛鳥メディカル)特定の波長もった光を用い、その出力や照射方法を変えることで様々な治療に応用する治療機器です。 具体的な適用として、手術中の止血や組織の切除、熱を加えることによる腫瘍細胞の減少、外傷の治癒促進、関節炎などの痛みの緩和、歯肉炎・歯周病治療、逆まつげ治療など多岐にわたります。 あまり表立って出てくる機器ではありませんが、治療を様々な面でサポートしてくれる縁の下の力持ちです。 |
麻酔器(KIMURA社製)と 麻酔モニター(FUKUDA ME社製)酸素と麻酔薬を混合したガスを動物に吸わせることにより、手術中のペットの痛みや恐れを取り除き、スムーズに手術を行えるようにするものです。 麻酔中はさまざまなモニタ機器を活用し、身体の状態を常に観察し、安全に手術・処置が行われるようにしています。 当院では、一階と二階それぞれに麻酔器と麻酔モニターを設置し、複数の手術にも対応出来る体制をとっています。 |
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人工呼吸器(KIMURA社製)緊急時の呼吸管理を行うほか、麻酔中に人工的に呼吸を管理してくれる機器です。より一層の安定した呼吸状態を保つことが可能となり、昔と比べるとはるかに安全に手術ができるようになりました。 本機は、呼気時間に発生する自発呼吸を感知し、必要な換気を行うデマンド換気が出来るSIMVモードや、肺がふくらみにくい症例での肺の圧力障害を防ぎ設定圧以上になることのないPCVモードなどを備え、より安全な麻酔時の呼吸管理が可能になっています。 |
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電気メス(OSADA社製)と 電気メス(伊GIMA社製)手術中に起きる出血を止めたり、筋肉を切開したりするのに用います。 従来の手術器具を使うよりも出血が少なく、手術時間の短縮につながります。 |
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歯科用超音波スケーラー人間の歯医者さんでも使用されている、歯石を除去する機械です。 |
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内視鏡 FTS SYSTEM4400(FUJINON社製)CCD内視鏡を口から挿入することによって、内部の映像を見ることができる医療機器です。 消化管腫瘍の診断や、異物を取り除くことなどに使用します。 |
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無影灯(ミリオン社製)手術中に手元を強力に照らしてくれる手術用照明器具です。 |
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自動高圧蒸気滅菌器手術は全て人と同じように完全な滅菌状態で行っています。 そのための手術器具などを滅菌するのに用います。 滅菌 … 全ての菌を殺菌消毒すること |
輸液ポンプ TE-172(TERUMO社製)当院で用いている輸液ポンプは、輸血にも対応でき、輸液量も急速大量輸液にも対応できる、日本に存在するポンプの中では最もグレードの高いものを5台用意しています。 重症患者や厳密な輸液管理が必要な動物にも、十分対応できるものです。 |
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微量輸液シリンジポンプ(TERUMO社製)点滴を血管内に正確に入れて行く機器で、点滴時間・速度・量を調整できます。 |
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酸素発生器肺炎や肺水腫などの呼吸状態の悪い患者さんに、酸素を供給します。 空気中から酸素を取り出すPSA方式なため、安定した酸素供給が可能です。 |
検耳鏡(ウェルチアレン社製)耳内部の状況を見る機器で、外側からは見えない耳道の奥の方や、鼓膜を見るために使用します。 夏場、梅雨時、外耳炎の時などに外側だけではなく奥までしっかり診断し、より良い治癒に結びつけます。 |
動物用解析機能付き心電図(FUKUDA ME社製)心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記録することで、心臓疾患の診断と治療に役立てます。 |
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体脂肪計(YAMATO社製)体脂肪を測定する機器です。 |
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動物用血圧計 petMAP血圧は慢性腎臓病などの病気を持っている動物で上昇してくることが多く、犬では高血圧は生存期間に影響することが報告されており、定期的なチェックが必要です。 人と違い、動物は品種によって、足の長さや幅はかなりマチマチですが、血圧を測るためにカフと呼ばれる巻く位置と動物種を指定することで精度の高い血圧測定が可能です。 |
血液生化学検査装置 カタリストDx(IDEXX社製)肝臓や腎臓などの状態を、院内で15分ほどで診断することができます。 言葉を離さない動物たちを助けるには、体の中で何が起きているのか、獣医師が見つけてあげなくてはなりません。 この機械のおかげで、少量の血液で客観的なデータで正確に診断することができます。 動物病院では今や欠かせない機械です。 二つの検体を同時に測定することができ、以前の当院の検査機器よりさらにスピーディに検査結果を得ることが出来るようになりました。 |
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自動尿検査機(ARKLEY社製)尿中の成分を詳細に調べてくれる機器で、膀胱炎の検査として使用します。 尿比重量を見ることにより、血液検査より早期に隠れた腎臓病を発見することも可能で、定期健診に欠かせません。 |
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血液電解質検査装置 SPOTCHEM EL-1520 (ARKLEY社製)血液中の電解質を、院内で迅速に検査することができます。 |
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自動血球計算機 プロサイトDx(IDEXX社製)赤血球・白血球、さらに血小板も自動的に測れる動物専用の血球計算装置です。 これにより、迅速に貧血や炎症を発見することができます。 |
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血液凝固検査 コアグDx(IDEXX社製)血液が固まり、出血を押さえる能力がどの程度あるかを測定します。従来、外注検査でしか測定できず、結果を得るまでにタイムラグが生じてしまう検査でしたが、院内で測定することで5分ほどで結果を確認出来ます。 これにより、手術前の出血リスクの評価や、DICという凝固機能に異常が出る緊急性の高い状態の診断の一助になります。 |
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レーザーCRP2(M&T corporation)体内に炎症が起きたり組織の一部が壊れたりした場合、血液中に蛋白質の一種であるC-リアクティブプロテイン(CRP)が現れます。そのため、炎症の有無を診断するにはCRP検査が有効です。またCRPは炎症の回復とともに減少するため、状態の推移を把握するためにも重要な検査です。 動物用CRP測定装置の導入により数分間でCRPを測定し、感染症、免疫介在性疾患、悪性腫瘍、などの診断、治療に役立てています。 |
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内分泌検査機器 スナップショットDx(IDEXX社製)今まで外注検査でしか測定できなかったホルモンの数値を、院内で測定できるようになりました。結果がすぐに分かることで、タイムラグなく迅速に診断治療を行うことができます。 |
顕微鏡 DMLS(LEICA社製)カメラで有名なライカの顕微鏡です。 アメリカから輸入したものです。 CCDカメラも付いていますので、リアルタイムに飼い主さまに顕微鏡の画像をご説明ができます。 主に糞便検査や尿検査に用います。 |
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動物用超音波画像診断装置 FAZONE CB V(FUJIFILM社製)腹部や胸部の臓器を痛みなく観察できる機械です。身体の浅い部分から深い部分まで詳細に検査することができます。 |
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デジタルレントゲン診断装置(RFシステム社製)当院では、RF社製最新型デジタルレントゲンを日本で最も早く導入しました。 <ペット、飼い主さまにとても優しい> 今までのレントゲンは、現像のプロセスに時間がかかり、診断を開始するまで、ペットちゃんや飼い主さまに長い時間お待ちいただかなければなりませんでした。 しかしこの「デジトゲン」なら、撮影した後すぐに画像を確認できるので、今までのように長い時間お待ちいただくことがありません。 また最新式センサーにより、今までにより詳細にレントゲン検査ができるようになりました。 更に従来のレントゲン撮影に比べ、被ばく量も少なくすることができ、安全で優しくなりました。 <環境にとても優しい> |
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気管支鏡 2.55mmファイバースコープ気管支鏡は細くて柔らかい管で、胸の奥深くにある肺につながる気管支の中を見るための器械です。胃カメラと同じ構造ですが、胃カメラと比べると大変細くできています。 気管支内を観察するとともに、組織や細胞を採取して病気の診断をすることが出来ます。 従来、肺や気管支の状態を把握する画像検査はレントゲン検査以外にはありませんでしたが、気管支鏡の導入によって、肉眼的な観察および組織や細胞の採取が可能になり、診断をより的確に行えるようになりました。 ※消化管内視鏡と同様、気管支鏡も実施にあたっては全身麻酔が必要な検査です。 |
iPodとインカム当院ではすべてのスタッフがipodを携帯し、インカムを着用しています。 ipodを用い業務連絡や写真の共有等を用いて行うことにより、休日のスタッフも含め、全てのスタッフが院内の状況を把握することが可能です。 |