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子犬の咳が止まらない! 咳の原因は?!(犬伝染性気管気管支炎)2019年09月28日

◎子犬の咳が止まらない!咳の原因は?!(犬伝染性気管気管支炎)

animal-1846380_1280「子犬をお家に迎え入れた後、咳をよくする」ということはありませんか?

 

もしかすると、その子は伝染性気管気管支炎を発症しているかもしれません…

 

伝染性気管気管支炎であった場合、肺炎を引き起こすこともありますので、なるべく早めに病院へ行かれることを推奨します。

 

今回は子犬の咳の原因として非常に多い犬伝染性気管気管支炎(ケンネルコフ)についてまとめました!

 

 

咳を引き起こす犬伝染性気管支炎(ケンネルコフ)とは?

 

犬伝染性気管気管支炎とは通称”ケンネルコフ“とも呼ばれ、を引き起こす病気です。多くの子犬で発症します。

 

 

 

子犬が犬伝染性気管支炎になってしまう理由

 

しっかりとした免疫力のある成犬では感染しないような病原体が、免疫力の未熟な子犬に感染してしまうためです。

重症化すると肺炎を引き起こすこともあり、子犬にとっては危険な病気といえるでしょう。

 

次に実際の症例を交えてご説明したいと思います。

 

 

【実際の症例】

 

先日当院に生後3ヶ月のM.ダックスフンドのマロンちゃんが来院されました。

何度も咳をするということで来院されましたが、元気・食欲はあり、嘔吐・下痢などもありませんでした。

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✔こちらはマロンちゃんの胸部レントゲン画像です。

 

レントゲンでは肺炎の所見はなかったものの、一方で気管壁が白くなっており、気管に炎症が起こっている(気管炎)可能性が示唆されました。このことから初期の伝染性気管気管支炎が疑われました。

 

また、手で軽く気管に触れただけでも咳が出てしまっており、これは犬伝染性気管気管支炎の特徴的な症状です。

 

✔行った治療法:ネブライザー治療と抗炎症薬、抗菌薬、去痰薬を組み合わせて行った結果、1週間かけて咳が落ち着いていきました。

 

※犬伝染性気管気管支炎は免疫力が定着するまでは治りが悪いことがあり、中には完治するまでに時間がかかることも多く、時には数ヶ月かかってしまうこともあります。

 

子犬が咳をしていたらどうすればよいか?

 

まず1日何回咳がでるのか、どのタイミングで咳がでるのか(朝・夜・散歩後など)を観察してみてください。

 

犬伝染性気管気管支炎は自然治癒する場合もありますが、難治性であった場合は肺炎を起こしてしまうこともありますので、できるだけ早めに動物病院に受診されることをお勧めします。

 

また来院される際には、咳をしているワンちゃんの動画を見せて頂くと、大変参考になります。

 

 

 

 

以上が伝染性気管気管支炎のまとめとなります!

 

関内どうぶつクリニックでは、子犬の様々な病気の治療にに習熟した獣医師とネブライザーなどの必要な機器を備えておりますので、いつでもご相談ください。