犬の歯周病のおはなし① 〜3歳以上の8割が歯周病!?〜2019年01月06日
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
お正月はどう過ごされましたか?寝正月だった飼い主さんもいるんじゃないでしょうか?
飼い主さんもわんちゃんもついついあくびが出てしまいますね。
そんな時、「うわ、うちの子口臭いわ…」とはならないですか?
そのお口のニオイ、歯周病菌によるものがほとんどなんです。
3歳以上の犬の約8割が何らかの歯周疾患を持つことが分かっています。
3歳の犬といえば、人に換算すると20代半ばです。
なぜこんなに早く歯周疾患が起こるのでしょうか?
その原因の一つとして、犬は歯石がつきやすいことが挙げられます。
犬は約3日で歯垢が歯石に変わります。人では約2週間かかるんです。とても早いことが分かると思います。
気づいたら下の画像の子のようにびっちりと歯石がついてしまっているかも?!
歯垢や歯石には1gにつき100,000,000,000個近くの細菌がいることが分かっています。
恐ろしいですね…それは口も臭くなるでしょう。
歯周病になると口が臭くなる以外にどういった問題が起こるのでしょうか?
それは次回お話しすることとします。
みなさん、自分の子のお口を嗅いでみてください。どんなニオイがしますか?